
車を綺麗に維持する上で、定期的な洗車は欠かせません。
自分の手で洗車する「セルフ洗車」をする人も多くいる一方で、「セルフ洗車をしたいけど、必要な道具が分からない」「自宅でセルフ洗車できない場合は、どうしたらいいの?」など、疑問を持つ人もいるでしょう。
そこで本記事では、セルフ洗車のメリットやデメリット、セルフ洗車に必要な道具を紹介します。
また、セルフ洗車機やセルフ洗車場の利用方法や、セルフ洗車に関するよくある質問も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
1.セルフ洗車とは
2.セルフ洗車のメリット
3.セルフ洗車のデメリット
4.セルフ洗車に必要な道具
5.セルフ洗車の手順
6.セルフ洗車機の利用方法
7.セルフ洗車場の利用方法
8.セルフ洗車に関するよくある質問
9.まとめ

セルフ洗車とは、ディーラーや専門業者に依頼せず、自分で洗車作業を行うことです。
手洗い洗車だけではなく、セルフ洗車機を利用した機械洗車も含まれます。
本記事では、セルフ洗車の中でも「自分で洗う手洗い洗車」を中心に、あわせてセルフ洗車機やセルフ洗車場の利用方法も解説します。
セルフ洗車の方法は、以下の通りです。
| セルフ洗車の種類 | 特徴 |
| 自宅×手洗い洗車 |
・費用をおさえられる ・汚れたときにすぐに洗車できる ・移動する手間がかからない |
| セルフ洗車場×手洗い洗車 |
・自宅に洗車スペースがない場合でも利用できる ・夜間や早朝でも洗車できる ・場所によっては設備が充実している |
| セルフ洗車場×機械洗車 |
・時間や手間がかからない ・拭き上げスペースが広い |
| ガソリンスタンド×機械洗車 |
・時間や手間がかからない ・給油のついでに洗車できる |
それぞれの特徴をよく理解して、自分に合うセルフ洗車方法を選ぶことが重要です。

セルフ洗車のメリットは、以下の4点です。
● 費用をおさえられる
● 細かい部分まで洗車できる
● 車の異変に気づきやすい
● 好きな時間に洗車できる
それぞれ、詳しく解説します。
セルフ洗車は、業者に依頼する場合と比べて、洗車に関する費用をおさえられます。
特に、自分で手洗い洗車を行う場合は、水道代や洗車用品代のみで済みます。
たとえば、ディーラーや専門店で洗車を依頼すると、1回あたり3,000〜5,000円程度かかることが一般的です。
一方、自宅でのセルフ洗車では水道代のみ、コイン洗車場でのセルフ洗車でも500〜1,500円程度で利用できます。
洗車道具を一式そろえる必要はありますが、継続的な出費をおさえやすい点が特徴です。
セルフ洗車の中でも手洗い洗車の場合は、セルフ洗車機では落としきれないドアの隙間やホイールの細かい溝、バンパーの下などの細かい部分まで洗える点がメリットです。
汚れが気になる部分は時間をかけて洗車できるため、自分の納得いく仕上がりを目指せます。
なお、セルフ洗車機の場合でも、下部洗浄などのオプション機能を追加することで、ある程度細かい部分まで洗車できるケースがあります。
セルフ洗車では車を細かく確認できるため、走行時には気づかない異変も見つけることが可能です。
たとえば、タイヤの溝がすり減っていたり、塗装が劣化していたりすることなどに気づけます。
セルフ洗車では、自分の好きな時間に洗車できます。
ディーラーの洗車サービスを利用する場合は、営業日や営業時間が決まっていることがほとんどです。
時間を気にせず洗車できる点は、仕事などで忙しい人にとって嬉しいポイントと言えます。

セルフ洗車のデメリットは、以下の2点です。
● 時間と手間がかかる
● 洗車するスペースや水道の確保が必要
それぞれ、詳しく解説します。
自分で手洗い洗車を行う場合、1回あたり1〜2時間ほどかかる場合があり、時間や体力的な負担がデメリットとなります。
また、立ったまま中腰の姿勢で作業を行うため、手間がかかる上に体力を消耗します。
「仕事や家事で忙しく、洗車する時間をとれない」という人は、セルフ洗車機の利用も検討しましょう。
手洗いでのセルフ洗車をする場合、洗車するスペースや水道を確保しなければいけません。
マンションやアパートなどに住んでいる場合は自宅での手洗いセルフ洗車が難しいため、セルフ洗車場もしくはセルフ洗車機を利用することがおすすめです。

ここでは、手洗いセルフ洗車に必要な道具と、用意しておくと便利な洗車アイテムを紹介します。
「手洗いセルフ洗車を始めてみたい」と考えている人は、ぜひ参考にしてください。
必要な道具は、以下の通りです。
| 必要な道具 | 用途 | おすすめの選び方 |
| ホース | ボディについた汚れや、カーシャンプーの洗い流し |
・シャワーヘッド付き ・水流を調整しやすいもの |
| バケツ | カーシャンプーの泡立て |
・容量10リットル以上 ・「すすぎ用」と「洗い用」の2種類あると便利 ・蓋付きタイプを選ぶと、踏み台になる |
| スポンジ、ブラシ | ボディやホイールの洗浄 |
・ウレタン製やムートン製など、柔らかめのもの ・ボディ用、ホイール用の2種類を用意すると便利 |
| カーシャンプー | ボディの洗浄 |
・中性タイプ ・泡立ちが良いもの |
| 拭き上げ用クロス | ボディやホイールの拭き取り | ・吸水性の高いマイクロファイバータオル |
手洗いセルフ洗車する場合は、上記の道具を必ず用意しましょう。
セルフ洗車の際に「あると便利な洗車アイテム」は、以下の表の通りです。
| あると便利な道具 | 用途 | おすすめ |
| ボディ用のコーティング剤 | 洗車した後のボディ保護 | ・トリガー(ガン)タイプ |
| 脚立 | 高いところの洗浄 | ・折りたたみ式 |
| グローブ | ボディやホイールの洗浄 | ・ボディ用、ホイール用の2種類 |
上記のアイテムだけではなく、高圧洗浄機の利用もおすすめです。
高圧洗浄機は、強力な水圧で砂や泥汚れを効率的に落とせるため、セルフ洗車にかかる時間や手間を削減できます。

手洗いセルフ洗車では、正しい手順で行うことが非常に重要です。
ここからは、正しい手順に合わせて、洗車前に必要な準備も紹介します。
手洗いセルフ洗車を行う場合は、いきなり洗車を始めるのではなく、事前の準備が必要です。
具体的な内容は、以下の表の通りです。
| 洗車前の準備 | 内容 |
| 洗車道具 |
・カーシャンプーやスポンジなどを準備 ・バケツの中に道具を入れておくと、スムーズに準備できて便利 |
| 洗車場所 |
・水はけの良い平らな場所 ・アスファルトは熱を持ちやすいため、コンクリートや屋内のスペースがおすすめ |
| 天候 |
・直射日光が当たらない曇りの日がおすすめ ・風が強い日は砂埃が舞いやすいため、避けた方が無難 |
| 服装 |
・汚れても良い服装 ・時計や指輪などのアクセサリー類は、事前に外しておく ・長靴を履いておくと便利 |
手洗いセルフ洗車の正しい利用手順は、以下の通りです。
| 1.タイヤホイールを水洗浄する |
| 2.ボディに付着したホコリや泥汚れを、水のみで洗い流す |
| 3.カーシャンプーをよく泡立てる |
| 4.泡をつけたスポンジを使ってボディを洗う |
| 5.タイヤやホイール周りを、泡をつけたスポンジで洗う |
| 6.泡を、しっかりと水で洗い流す |
| 7.全体の水分を拭き上げる |
上記の順番はあくまで一例です。
状況に応じて、作業の順番が前後することもあります。
全体の洗車が終わったあとに、撥水スプレーやコーティング剤を用いて仕上げすることもおすすめです。
▼おすすめ洗車用品

セルフ洗車機は、ガソリンスタンドやセルフ洗車場に設置されている機械です。手洗い洗車と比較すると、時間や手間がかからない点が魅力です。ここからは、セルフ洗車機の利用方法を紹介します。
● 使用手順
● 利用するときの注意点
上記について、詳しく解説します。
セルフ洗車機の使用手順は、以下の通りです。
| 1.洗車メニューを選び、料金を支払う |
| 2.エンジンを切り、車内で待機する |
| 3.洗車スタート |
| 4.洗車が終わったら、車を移動する |
| 5.ボディの拭き取りや仕上げを行う |
上記は、あくまでも一例です。
セルフ洗車機のメニューも機械によって異なり、「水洗いコース」「泡洗いコース」などがあります。
車の状態に合わせて、適しているメニューを選びましょう。
セルフ洗車機では、車体から飛び出しているパーツをそのままにしておくと、強い衝撃を受けて破損する可能性があります。
セルフ洗車機を利用する前に対応できない車種の確認や、ミラーやアンテナ、キャリーなどは格納もしくは取り外ししておきましょう。
また、ウィンドウの開けっぱなしや半ドアにも注意が必要です。
開けたままセルフ洗車機を利用すると、車内が水浸しになってしまいます。
パワースライドドアがある場合は、忘れずに機能をオフにしましょう。
▼おすすめ店舗
Dreamland一宮

セルフ洗車場は、自由に利用できる「洗車する設備が整った場所」です。24時間利用できるセルフ洗車場もあり、気軽に行ける設備と言えます。ここからは、セルフ洗車場の利用方法を紹介します。
● 使用手順
● 洗車場での注意点やマナー
● セルフ洗車場の探し方
それぞれ、詳しく解説します。
セルフ洗車場の使用手順は、以下の通りです。
| 1.硬貨を入れてコースを選択する |
| 2.洗車スペースへ車を移動させる |
| 3.時間内に洗車する |
| 4.拭き取りスペースへ車を移動させる |
| 5.拭き取りする |
| 6.必要な場合はコーティングをする |
上記は、あくまでも一例です。それぞれのセルフ洗車場のルールに基づいて利用しましょう。
セルフ洗車場で洗車する場合、洗車道具を用意する必要があります。
道具の貸し出しをしている場所もありますが、費用がかかるため自分で準備しておくことがおすすめです。
自分で準備する際は、以下の物を用意しましょう。
| ● ボディ用スポンジ |
| ● タイヤやホイール用ブラシ |
| ● バケツ |
| ● カーシャンプー |
| ● 拭き上げ用クロス |
| ● 100円硬貨 |
上記以外にも、コーティング剤やゴム手袋、汚れたとき用の着替えなどを用意するのもおすすめです。
また、セルフ洗車場は公共の場であるため、他の利用者に配慮しながら利用することが重要です。
洗車スペースや拭き上げスペースへの長居はせず、洗車が完了したら速やかに移動してください。
使い終わったタオルやゴミは必ず持ち帰ったり、大声での会話や音楽を流すことは控えたりなど、最低限のマナーは守りましょう。
セルフ洗車場を利用したい場合は、「セルフ洗車場 ○○市」など住んでいる地域と合わせて検索するのが手軽です。
セルフ洗車場によって設備や値段が異なるため、よく吟味して選びましょう。
最近では、コインランドリーやカフェが併設されたセルフ洗車場も登場しています。
また、Googleマップや口コミサイトで、利用した人の口コミを参考にすることもおすすめです。
写真で設備の清潔さを確認したり、使用感のレビューをチェックしたりしましょう。

セルフ洗車に関するよくある質問は、以下の通りです。
● 洗車はどのくらいの頻度でするべき?
● 洗車に適した時間帯と天候は?
● コーティング施工車はどのように洗車するの?
それぞれ、詳しく解説します。
洗車は、1ヶ月に1〜2回程度がおすすめです。
ただし、虫の死骸や鳥のフンが付着したときや、花粉や黄砂が多く飛んだときなどは、できるだけ早めに洗車しましょう。
汚れが付着したまま放置していると、ボディにこびりついて除去するのが困難になってしまいます。
他にも、雪道や海の近く、砂利、泥道などを走行したときも、できるだけ早めの洗車がおすすめです。
ボディ表面の劣化を早めるだけではなく、下回りの部品もサビが広がる可能性があります。
洗車に適している時間帯と天候は、曇りの日の午前中もしくは夕方です。
直射日光の中で洗車すると水滴がすぐに乾いてしまい、「ウォータースポット」と呼ばれる水シミが発生する可能性があります。
晴れている日に洗車したい場合は、朝6〜9時頃や夕方などを選びましょう。
また、風の強い日は砂埃が舞いやすいため、避けた方が無難です。
せっかく洗車したあとに、汚れが付着してしまう可能性があります。
コーティング施工車も、被膜に蓄積された汚れを落とすための洗車が必要です。
ただし、コーティングを施工してすぐは汚れが固着しにくいため、簡易的な洗車で問題ありません。
セルフ洗車機では傷が付く可能性があるため、手洗いでの洗車がおすすめです。

セルフ洗車は費用をおさえられたり、細かい部分まで洗車できたりするなど、さまざまなメリットがあります。
セルフ洗車する場合は、必要な道具や正しい洗車手順を理解しておくことが大切です。
マンションやアパートなどに住んでいて自宅での手洗いセルフ洗車が難しい場合は、セルフ洗車場でのセルフ洗車や、セルフ洗車機を使った洗車もおすすめです。
利用するときは、事前にルールや注意点を確認しましょう。