突然ですが、あなたがクルマのコーティング剤に求める条件とは何でしょうか?
水弾きがよく、コロコロと水玉が踊る”撥水性”でしょうか。それとも”施工のしやすさ”や”値段”でしょうか。
答えは人それぞれですが、自動車愛好家に聞くと、「頻繁に洗車したくないから、効果が長持ちするものがいい」という意見は、目立たないながらも根強く売れている商品を支持する理由として、多く挙がるそうです。
先日テレビを見ていたら、日清カップヌードルの売上ランキング・トップ5が放送されていました。なんとなく「しょうゆかカレーが1位だろうなあ」と思って見ていたのですが、正解はしょうゆが1位で、カレーは3位でした。
2位に輝いたのはシーフードです。
何が言いたいかといいますと、それ程インパクトや存在感が強いわけではないけれど、じつは「物言わぬ多数派」に支持されている隠れたヒット商品が、世の中にはあるということです。さきほどの例で言いますと、「頻繁に洗車したくない」という答えは、自動車愛好家にあるまじきネガティブな響きも含まれるので、あまり表立って語られることはありませんが、じつは多くの人が内心に抱える本音でもあるのではないでしょうか?
それを証明するかのように、静かに売れ続け、知る人ぞ知るコーティング剤があります。それが、カーケア用品メーカー「PROSTAFF(プロスタッフ)」が開発したガラス系コーティングの「GLASIAS(グラシアス)」です。
キレイに保ちたい人にピッタリ
プロスタッフと言えば、押しも押されもせぬ超定番ヒット商品の「CCウォーターゴールド」を思い出す人も多いでしょう。「みんカラ POTY(パーツ・オブ・ザ・イヤー)」でも、カーケアコート剤(液体スプレー)部門で堂々の殿堂入りを果たしている人気商品です。CCウォーターゴールドは、典型的な強撥水のコーティング剤で、水滴を水玉のようにコロコロと弾く強力なガラス被膜をボディ表面に形成します。このガラス被膜を、洗車後の簡単なメンテナンスだけで維持できることこそ、CCウォーターゴールドが長年に渡って支持される理由でしょう。
一方で、そういった簡単なメンテナンスさえ煩わしく感じてしまう人も多いのではないでしょうか? クルマを動かすのは週末だけ、露天駐車で雨が降っても放置、でも雨ジミによるウォータースポットが生じるのは避けたい…。流水系コーティングであるグラシアスは、まさにそういった「手間をかけずにキレイを維持したい」層にぴったりの商品。強撥水のような瞬間的な水弾きはしなくても、水滴を最後までしっかり水切れしてくれるのが、グラシアスの特徴です。
そんなグラシアスのメリットを受け継ぎ、有効成分を倍増させた新商品が「GLASIAS GOLD(グラシアスゴールド)」です。従来のグラシアスと比べ、より深い艶を生み出し、艶の美しさが持続する期間も伸びました。キズ消し効果を発揮するケイ素系高分子化合物が、微細なキズを埋めて平滑な被膜を作り、高純度ガラスエレメントの被膜で鏡のような美しい映り込みと深い艶を実現します。
施工できるのも特長
今回は、実際にグラシアスゴールドを使って、トヨタ「ハリアー」をどれだけキレイにできるかテストしてみました。先に洗車と拭き上げを行ってから施工していきます。
グラシアスゴールドは、液体スプレータイプよりも均一に施工できるエアゾールタイプのボトルを採用していて、使いやすさも兼ね備えています。従来のグラシアスはボディに直接吹きかけOKでしたが、有効成分の濃度が増したグラシアスゴールドは、付属のクロスに吹きかけてボディに塗り伸ばします。クロスは2枚入っているので、1枚を施工用、もう1枚を拭き上げ用として使用することが推奨されています。
実際に使ってみて感じたのは、とても簡単に施工できるということ。セルフコーティングの場合、成分内容や濃度によっては施工者のスキルに依存する度合いが高まるのですが、グラシアスゴールドは誰でも簡単にムラなく施工できるのも特長です。専用クロスで拭くたびに塗装表面のキズが消え、艶が出てくることは一目瞭然。それまでボヤっとしていた周囲の景色が、鏡のようにくっきりと映り込むようになり、どんどんキレイになってる! という手応えも十分に実感できました。
時間と共に“流水”に変化
グラシアスゴールドは、全色対応ですのでボディカラーを選びません。今回のテストカーであるハリアーの場合、吸い込まれるような漆黒の深みがどんどん増していき、ハリアー特有のシャープなボディラインが光の当たり具合でくっきりと出てきました。
また、グラシアスゴールドは、高純度ガラスエレメントが硬化するまでの間、撥水バリア成分が施工面のガラスエレメントを守るため、施工直後は撥水の性格を示します。水弾きを見れば、洗車を終えた後の充実感をしっかりと味わえますし、成分が硬化した後には高い流水性を発揮しますので、長時間放ったらかしにしても大丈夫という安心感も得られます。これこそ一挙両得と言うのではないでしょうか。
クルマは、走っている時間より駐車場に停まっている時間の方が長いという人も多いでしょうし、立体駐車場を利用しているから、わざわざ洗車のためにクルマを出すのは億劫という人もいるでしょう。高撥水のCCウォーターゴールドだと、洗車ごと(1~2ヶ月)の施工頻度が求められますが、グラシアスゴールドは、年に1回から3回程度の施工で十分な効果を発揮します。ちょっと逆説的ではありますが、グラシアスゴールドは、あまりカーケアに時間をかけたくない人のためのカーケア商品とも表現できるわけです。
心変わりするかも?
例えば、新車購入の際にディーラーでコーティングをしたけれど、そろそろ効果が薄れてきたという人もいるのではないでしょうか? もし頭の中に、節約のために自分でコーティングしたいけど、1回やったらしばらくやらずに済ませたい、という考えもちらつくならば、グラシアスゴールドは最適な答えとなるはずです。紫外線吸収剤も配合されているので、日光に晒されることで起きる塗装の劣化も抑えることができます。
また、グラシアスゴールドはボディだけでなく、ホイールやヘッドライト、メッキパーツなどにも施工できるほか、内外装の未塗装樹脂パーツにも使うことができます。さらにコンパウンドが含まれていないので、スマホやタブレット端末の画面、バイク、自転車、ゴルフクラブなど、幅広い道具の艶出しにも使用できます。
写真だけだと流水の様子が伝わりにくいので、ぜひプロスタッフの公式動画で糸を引くように流れ落ちていく水の美しさをご確認ください。艶の深さやキズ消し効果はもちろん、防汚効果の高さや手間のかからなさも考え合わせれば、今まで撥水一択だったけど、流水もありだなと心が変わるかもしれませんよ。
2021.3.31
【レポート:小林秀雄 写真:市健治】
商品詳細 グラシアス ゴールド 内容量:220ml(普通車約3~4台分) ノーコンパウンド・全色対応・専用クロス2枚入り 日本製 グラシアス ゴールド コーティングブースター 内容量:300ml(普通車約7台分) ノーコンパウンド・全色対応・専用クロス1枚入り 日本製